ご拝読お願い致します。

自身では猫舎紹介文またブログにても多々発信させて
頂いているつもりでございますが…
改めてお願いをさせて頂きます。
お迎えして頂いた仔猫が体調を崩してしまったら
≪必ずすぐにご連絡を下さい≫
お医者でもないのに…?
そう思われる方もいらっしゃいますでしょう。
ですが
お迎え頂いたばかりの仔猫ならお医者よりも
私共ブリーダーの方がその子の事をよく理解しています。
環境の変化で体調を崩したならできるだけ以前の環境に
近くしてあげた方が負荷がかからないのではないかと
考えられます。
そうした意味もございますし
お医者にかかる前にご連絡を、というのには
まずはオーナー様にして頂きたい処置や投薬があったり
反対に急ぎ受診して頂きたい…
などのの判断をお伝えさせて頂く事が迅速にできるから―
お耳障りに思われようとも私共ブリーダーは
お渡しして終わり…とは考えておりませんから
自分たちの子どもの具合が悪いなら
心配になるのは当たり前の事です。

あまり無い事ですが―
2件だけございました可哀想なケースをお話します。
お二人共にご連絡は重篤になってからでございました…。
①片目が充血―
動物病院が休診なので電話にて先生の指示を仰ぎ
市販のアイボンのような眼球洗浄剤で何回も目を洗う。
翌日には開かない程に腫れあがり病院にて治療するも治らず
片目の猫に…。
②下痢―
通院はしたが薬は嫌がるので飲ませず
療養食も食べないのでお渡ししたフードを継続。
水便が1ヶ月近く続くも追院は1,2回のみ。
お迎え時よりも体重は減少…。
①のケースでは画像を見せて頂けさえすれば
軽度の赤みなら翌日の通院をお勧めしました。
逆に酷い充血のようであれば
急ぎ他の病院での受診をお願いしていました。
②のケースでもまずは便の画像を頂きたく
お薬の飲ませ方や食事のアドバイスもできたと思います。
加えて点滴をお勧めし通院回数を増やすなどの
お願いをしていた事でしょう。
早期にご連絡頂いていたなら…
2頭の仔猫は概ね大事なく済んだはずでした。
切なくてならない程可哀想なケースです。

最後にすみません。
持論ではごさいますが―
人間と猫の寿命の違いから生命の速度を比較いたしますと
❦❦❦人間の1日は猫の1週間に相当すると考えています❦❦❦
ですから1日治療を先送りしただけでも
猫からしたら
治療の必要な人間を1週間放置していたのと同じ―
と、いう事になります。
加えて身体も僅か1〜2キロの仔猫では
体力もなく衰弱が早いのは否めない…
どうしても心配になりますね。
だから速やかに初動の対応がとても大切なのです。

ご不快に思われましたら申し訳ありません。
ブリーダーが偉いとかお伝えします事が全て正しいなどと
高慢な考えで申している訳ではありません。
ただひとつだけ
新しいご家族様と仔猫の幸せを願ってのお話…
ご理解頂けましたら幸いです。