今朝で終わりました!!!
84日間目指してきて、本当にお疲れさまでした。
だいふくは、
早期発見により、モルヌピラビル(飲み薬)の立ち上がりが早かったので、
早期にウイルスが落ち着き、寛解状態も早かったと思います。
今年に入ってからはじめた
【FIP保険】ですが、
だいふくは、
FIP治療薬の保険にご加入いただいていて
オーナーさまより、疑いの段階でご連絡くださり、
また、緻密にご連絡くださったお陰で、
無事に84日を迎えることができました。
毎日、朝晩の投薬に
体重、体温、便の状態もご連絡くださり。
薬を飲まされるだいふく以上に、
オーナーさんが頑張った結果といえます。
FIPの治療薬、モルヌピラビルは今や安価で入手(輸入)は可能ですが、
GS-441524製剤の治療薬のように、
薬さえあれば治るものではありません。
大変扱いにくい薬だからです。
用量が合わなければ副作用も強く出ると言われています。
と言って少なくては効果が出ません。
GS‐441524製剤は砕いてちゅ〜る等の食いつきのいいものと一緒に摂らせることができますし、
24時間毎で済みますが、大変高価です。
2.5kgの子猫(先日寛解したメルちゃん)の場合、
1錠8,000円×3か月と考えてくださいと言われました。
2.5kgの子が発症した場合、
お薬代のみで、24万円です。
5kgだったら48万円です。
猫ちゃん初心者さんが、
爪切りできなくても、シャンプーができなくても、
サロンや獣医さんでお任せできます。
ですが、
苦いお薬を飲ませれるように飼い主さんが努力をしなければ
猫ちゃんが病気になったときに、
助けることができない可能性が大きいです。
ウエットフードに混ぜることしか出来ないようではまず、自宅でのモルヌピラビルによる治療は出来ません。
カプセル薬を口をあけて飲ますことが出来ないので、ドライフードに混ぜて…という人が居ましたが、
(中身はモルヌピラビルではありませんが)
そのような食べたか食べていないか分からないような方法しか出来ないのでは命は救えません。
猫ちゃんを迎えたからには、
どうか、お薬くらいは飲ませれるように…と願います。
だいふくは 下痢、嘔吐、発熱、食欲不振、体重減少・・・と分かりやすい症状でした。
確定診断を待たずに見切り発車で投薬を開始したのが84日前。
ついにこの日を迎えれましたが、再発の心配もまだゼロではありませんので、2~3か月経過観察になります。
どうかこのまま元気でいさせてください。
ひとまず…だいふく、そしてオーナーさま
お疲れさまでした!!!




ロイカナのデカい粒のフードが大好き♡

紙袋、ダンボール大好き♡

サマーカット似合ってるね〜


だいふくのオーナーさまが実践していた方法ですが、
投薬時間に 音が流れるようにして
その音が聞こえたら薬のところで待機していてお利口さんで助かりました。
とのこと。
だいふくは 音=薬=おやつがもらえる
と認識していたようです(*^-^*)
毎日の投薬に苦労している方は是非、だいふくみたいにやってみてください。
※薬だけの販売は獣医であろうとできませんし、
私どもが販売することも一切ありません。
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