冨岡利枝ブリーダーのブログ｜【動物愛護週間】所有者・占有者の管理責務(24.9.23)

【今日のテーマ】
所有者・占有者の管理責務

先日のブログでも触れた通り「管理無くして愛護無し」の『動物愛護管理法』においては、動物の管理事項が中心の内容になっています。
↓ ↓ ↓
「動物の健康と安全の保持」
https://www.koneko-breeder.com/blogArticle-39188.html

所有者・占有者の管理責務は法律上、以下の3点です。
↓ ↓ ↓
・危害や迷惑の防止
・感染症予防
・逸走防止

『家庭動物等の飼養及び保管に関する基準』(以下「基準※」と称します)では、もう少し細かい責務が定められています。
https://www.koneko-breeder.com/blogArticle-39096.html

ここでは、責務に沿って「猫を屋外に出すべきではない」点について綴りたいと思います。

法律で定められている責務は努力義務ですが、最も重要な管理責務の一つと言える「逸走防止」は、基準※では「義務」になっています。

ペットは終生飼養が前提であり、快適な暮らしができる環境を充実させる工夫などが必要です。

そこでよく「動物も外に出たいよね」という考えが働きがちですが、猫は通院以外、できる限り外には出さないようにするのが適正です。

猫が外を徘徊すれば、他人様の庭を荒らしたり、車を傷つけたりします。

リードを繋いで散歩したとしても感染症のリスクは高まり、猫を媒介して他のペットへ感染症を伝搬させてしまうリスクが高まります。

ペット同伴旅行、ペットを連れた友人宅への行き来なども所有者自己責任ではあるものの、動物を苦しめることになっては残念です。

家の中で、環境エンリッチメントを高められる工夫をして猫との暮らしを楽しみたいですね♪☺️

※動画は投稿内容に直接関係ありません

最後まで読んでくださりありがとうございました😊