動物愛護週間は今日が最終日。
週間が始まる前に「ペットをどこから迎えますか?」について投稿しています。こちらも合わせてご参照ください♪✨
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https://www.koneko-breeder.com/blogArticle-38754.html
週間中、適正飼養に係る所有者又は占有者の責務について綴って参りました。
初回投稿
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https://www.koneko-breeder.com/blogArticle-39188.html
ペットを迎えるオーナー様に求められているモラルは、迎え方ではなく適正飼養です。
初回投稿では「迎え方」は、どこから迎えるか?というお話を綴りましたが、私たち販売業者に求められるモラルの一つは「安易な生体販売をしないこと」です。
そこで、最後に「安易な生体売買」について、ペットを迎える側のオーナー様目線の注意点を綴りたいと思います。
愛護とは「かわいがって庇護すること」ですから、ペットはどこから迎えても良いのです。
野良猫を拾って来て保護するもよし、
動物愛護センターから引き取るもよし、
保護団体から譲受されるもよし、
ショップやブリーダーから迎えるもよし。
課題は、適正飼養できる環境が整っているか、これから飼おうとするペットの充分な知識と、ペットと向き合って行く覚悟があるか否かです。
犬と違い、猫はまだまだ拾う(野良猫の保護)・もらう(低額譲受含む)が入手ルートの主流です。
つまり、それだけで適正飼養のハードルは決して低くはありません。
「タダより高いものはない」です。
お迎え時のイニシャルコストより、ペットの終生飼養にかかるランニングコストの方が遥かに嵩みます。
しかし、だからと言って全てがお金で解決できることでもありません。
適正飼養は「所有者又は占有者の責務を果たせている飼養管理状況」ですから、オーナー様の留守中にペットを他人に預けることや、オーナー様自身に万一のことがあった場合にペット飼養の引き継ぎすることは、引き継ぐ先の所有者又は占有者様と共に、そのペットにまつわるあらゆる知識の共有、法的規範の理解等も引き継ぐ必要があります。
譲受元が、これらを十分に説明してくれるならお迎えしやすいですが、そうとは限りません。
ご自身で情報を集めたり、一つの情報を鵜呑みにせず、情報の正確性を高めることも重要です。
当舎では、お引き渡しまでにお客様の不安軽減のため、充分な説明に努めております。
是非、当舎からのお迎えをご選択いただけますよう願っております。☺️

今期動物愛護週間における連載の最後までお読みいただき、ありがとうございました😊