https://news.yahoo.co.jp/articles/62b3f9c5f98f07bf3d6b2b625c5cf07a44f47f6a
起こるべくして起きたとも言えてしまう、マダニ感染症の「猫→人」感染。(以前のブログ↓)
https://www.koneko-breeder.com/blogArticle-40547.html
https://www.koneko-breeder.com/blogArticle-41234.html
これまでも、これからも、猫は室内飼養の徹底が感染症予防に最も重要です。
放し飼い、野良猫(及び地域猫)は、一刻も早くなくなってほしいですね。規制も必要だと思います。
さて「感染症予防」とは?(以前のブログ↓)
https://www.koneko-breeder.com/blogArticle-39231.html
これまで「感染症予防」と一言で表現することが多かったのですが、法律の条文に沿って言うと
「動物に起因する感染性の疾病について正しい知識を持ち、その予防のために必要な注意を払う」
です。
一般飼育環境上、感染リスクを完全に回避することが難しい疾病等はワクチン接種が有効になりますが、有効なワクチンが存在しないウイルス等もあります。
感染リスクを完全に回避することが難しく、有効なワクチンもない疾病は「不顕性感染」の状態からそれ以上の悪化を防ぎ保持するにはストレス回避がとても重要です。
不運にもキャリアから進行し発症してしまった場合は、その個体以外には「広げない」ことが重要なので、日頃から感染経路をよく知っておき対処できることが求められます。
人と動物の共通感染症については、動物とのソーシャルディスタンスを保つことが重要です。
今回のSFTSウイルスも有効なワクチンはありませんが、そもそも「野外に出さない」ということが、現状では最善の予防策となります。他にも、多くの感染症リスクは野外に出さないことで対策できます。
これらが法律で求められている飼い主の責務です。
猫が外にいることで生じる問題は、感染症だけでなく、事故防止の観点、他人への危害や迷惑防止の観点、野生動物圧迫の観点等、良いことはありませんので、放し飼いや野良猫への餌やりなどを見かけたら、住民一人一人が近隣の自治体に問題解決への苦情申し立てとして連絡することも、啓発につながるかもしれませんね☺️

冨岡利枝ブリーダーの子猫一覧
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