


しかし、我が家にやって来た子は、その常識を見事に覆してくれました。新しいキャリーケースから出てきたその日から、彼はまるで「ここは僕の家だよ!」と言わんばかりに、スーッと部屋の真ん中に座り、隠れることもありませんでした。そして、ゆっくりと近づいてきた先住犬に、そっと頭をすり寄せたのです。それはもう、見事なまでの「友好のアピール」でした。
それからというもの、彼は毎日が幸せの絶頂のようです。ゴロゴロと大きな音の鼾(いびき)を響かせては、ひっきりなしに誰彼構わずに甘えてきます。私の足元に転がり込んではお腹を見せ、ソファの上では先住犬すぐ隣で昼寝を始めます。
時々、先住民がちょっかいを出して「ちょっと鬱陶しいよ」という態度を見せても、彼はめげるどころか、さらにゴロゴロと喉を鳴らして近づいていきます。その愛嬌たっぷりな姿に、先住犬もだんだんと根負けしているように見えます。
彼のその人懐っこくて、どこまでも陽気な性格は、我が家にさらなる安らぎと笑いをもたらしてくれました。我が家の場合は、驚くべきスピードで「友好条約」が締結されたのでした。これからも、この二匹の仲の良い鼾(いびき)と甘え声が、家の中に響き続けることを願っています。
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