「そろそろ、もう1匹家族を迎えようかなぁ……」 そんな風に考えたとき、
一番に頭をよぎるのってやっぱり、 「先住猫と仲良くできるかな?」という不安ですよね。💦

お互いにストレスなく、安心して暮らせる環境を作ってあげられるかどうか、飼い主さんに
とっては本当に悩むところだと思います。
そこで今回は、毎日たくさんの猫たちに囲まれて暮らしているブリーダーの視点から、
2匹目になぜ「子猫」がぴったりなのか ・男の子と女の子、どっちの組み合わせがいい?
お迎え初日にこれだけは絶対に守ってほしいポイントを、分かりやすくお話ししようと思います!
「あと一歩がなかなか踏み出せない……」という方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
1. 2匹目のお迎えに「子猫」を激推しする理由
色々なケースを見てきましたが、やっぱり先住猫がいるお家なら、あたらしく迎えるのは
ダントツで「子猫」がおすすめです。

これには、猫の習性が大きく関係しています。
縄張り意識をピリピリさせない 大人の猫(成猫)って、すごく縄張り意識が強いんです。
だから、すでに出来上がっているテリトリーに見知らぬ大人の猫が突然入ってくると
「侵略者が来た!」とものすごく警戒しちゃいます。
でも、相手がまだちっちゃい子猫だと、先住猫も「あれ?自分を脅かす相手じゃないな」
と認識しやすいので、受け入れてもらえるハードルがグッと下がります。
子猫はとにかく馴染むのが早い! 生後数ヶ月くらいの子猫って、まだ警戒心よりも
「これ何?」「だれだれ?」っていう好奇心の方が勝る時期(社会化期)なんです。
新しいお家にも、自分よりずっと大きな先住猫に対しても、わりと物怖じせずに
スッと馴染んでくれることが多いんですよ。
先住猫のスイッチが入ることも 最初は「シャーッ!」て怒っていた先住猫が、子猫の
無邪気な姿を見ているうちに、気づけば毛づくろいをしてあげたり、すっかりお兄ちゃん
お姉ちゃん気取りで面倒を見始めたり……なんていう、たまらなく愛おしい姿も
よく見かけます。
2. 男の子と女の子、どっちを選ぶべき?

お迎えする子の性別、これも本当にみなさん迷われますよね。色々な組み合わせがありま
すが、一番スムーズにいきやすいのは「男の子と女の子(異性)の組み合わせ」です!
(先住猫が男の子なら2匹目は女の子、先住猫が女の子なら2匹目は男の子)
猫の世界では、同性同士よりも異性同士の方が縄張り争いが起きにくくて、お互いを受け
入れやすい傾向があるんです。
【性別の組み合わせによるリアルな特徴】
一番おすすめ!:先住【男の子】× 2匹目【女の子】 男の子の猫って、基本的にはいつま
でも甘えん坊で、のんびり心の広い子が多いんです。新入りが女の子だと、お兄ちゃんっ
ぽく優しく受け入れてくれるケースが本当に多いですよ。
おすすめ!:先住【女の子】× 2匹目【男の子】 女の子は自立心が高くて、ちょっと
気が強いお姫様タイプも多いですが、新入りが年下の男の子(子猫)だと、母性本能が
くすぐられるみたいで、熱心にお世話を焼き始めることがよくあります。
先住【男の子】× 2匹目【男の子】 去勢手術をしていれば大きなケンカにはなりにくいです。
ただ、お互いに体力があり余っているので、気が合えば親友みたいに激しくプロレス
ごっこをしてドタバタ遊びます!

先住【女の子】× 2匹目【女の子】 女の子同士は、お互いの「パーソナルスペース」
を何より大事にする組み合わせ。ベタベタな仲良しにはならなくても、つかず離れず
のちょうどいい距離感で、大人の平和を保つケースが多いですね。
⚠️ ここだけは注意! 安心してにぎやかなキャットライフを楽しむためにも、異性の組み
合わせのときは、適切な時期の去勢・避妊手術が絶対条件になります。
ここはしっかり考えてあげてくださいね。
ちなみに「最初から2匹飼う」と決めているなら
「将来的には絶対2匹にしたい!」とはじめから考えているなら、一番スムーズなのは
「まず1匹目に男の子を迎え、その後に女の子を迎える」パターンです。
最初に男の子を迎えて、その子が1歳前後になって心も体も落ち着いたタイミングで
ちっちゃい女の子(子猫)を迎えると、男の子の包容力でびっくりするくらいスムーズ
に馴染んでくれます。
それと、ブリーダーの立場から「これ最強だな」と思うのは、同じ環境で育った
「兄妹(きょうだい)」をセットでいっしょにお迎えすることです!
最初から相性の良さが分かっているので、ドキドキの対面をさせる苦労が一切
ありません。子猫同士でプロレスしながら社会性も学んでくれますし、何よりお留守番
の寂しさが半分になるのも大きなメリットですよ。
失敗しないために!お迎え当日に守ってほしい「3つのステップ」
いくら相性の良い子猫や性別を選んでも、初日の対面をあせってしまうと、その後の
関係がガタガタになってしまうことがあります。
この3つのステップだけは、どうか焦らず守ってあげてください。
① 最初は「完全隔離」からスタート! お家に着いていきなり対面させるのは絶対にNGです。
まずは新入りの子猫専用のケージや別のお部屋を用意して、数日〜1週間くらいは姿が
見えない状態で過ごさせてください。
「姿は見えないけど、なんだか新しい匂いがするぞ……」と、先住猫に心の準備をさせて
あげる大切な期間です。
② 何があっても「先住猫ファースト」 ご飯をあげるのも、声をかけるのも、おもちゃで
遊ぶのも。どんなときも必ず先住猫を1番、子猫を2番にしてください。
「新しい子が来ても、あなたのことが1番大好きなんだよ」と行動で伝え続けることで、
先住猫のやきもちや不安はすーっと和らいでいきます。
③ 焦らず一歩ずつ距離をちぢめる 「匂いのついたタオルを交換してみる」 ➔
「ケージ越しに、短時間だけ会わせてみる」 ➔
「目を離さない状態で、部屋でいっしょにしてみる」 と、本当にちょっとずつ段階を
踏んでくださいね。最初からベタベタ仲良くならなくても、
「お互いに空気みたいに気にしてないな」と思えれば、それだけで大成功ですから!
2匹目のお迎えに悩んでいるあなたへ
「猫同士の相性が悪かったらどうしよう……」って一生懸命悩むのは、それだけ
今お家にいる愛猫のことを大切に思っている証拠です。その優しい気持ちがあれば、
きっとうまくいきます。
2匹飼いになると、猫たちの間でしか見られない特別な世界が広がります。
いっしょにプロレスごっこをして遊んだり、くっつき合って毛づくろいしたり
同じポーズでシンクロして眠ったり……。その光景を見ているだけで、飼い主さんの
毎日の癒やしは何倍にも膨らみますよ。
お留守番のときにも、ずっと「相棒」がそばにいてくれる安心感は、猫にとっても
すごく心強いはずです。
もし、「うちの子の性格だとどうかな?」「うちの環境だったらどっちがいい?」
など、具体的なお悩みがあれば、いつでもお気軽に相談してください。
新しい一歩が、あなたと愛猫にとって最高の幸せに繋がりますように。
山井龍己ブリーダーの子猫一覧
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