子猫をお迎えしたお客様インタビュー

――過去にペットの飼育経験はありましたか？

以前、ワンちゃんを飼っていました。もともと動物病院で飼い主を募集していた子だったのですが、実は子猫を迎えたのは、その愛犬が亡くなったことがきっかけだったんです。
長年暮らしていた愛犬が13歳で亡くなってしまい、そのことが原因でペットロスになってしまって。もうペットを失う悲しさを二度と味わいたくないと思いつつも、やっぱり寂しさもあり……。
そこから家族と相談したうえで、新たに子猫をお迎えすることに決めました。

――なぜワンちゃんではなくネコちゃんを迎えたのでしょうか？

やっぱりワンちゃんだと前に飼っていた子のこと思い出して、辛くなってしまうかなと思ったんです。ネコちゃんは今まで飼ったことがなかったので、新たな気持ちでお迎えできるかなと。
ただ、今までネコちゃんと接する経験がなかったので、どんな扱いをしたらいいのか、そもそもアレルギーが起こらないかという不安もありました。
そういった不安を解消するためにも、子猫のお迎えを決める前に、実際に猫カフェに足を運んでネコちゃんたちと触れ合ってきたんです（笑）
そこでアレルギーを発症することもなく、楽しく過ごせたので、安心して子猫を迎える準備をスタートさせることができました。

――トンキニーズはあまり認知度が高くない猫種ですが、最初からご存知だったのでしょうか？

いえ、知らなかったです！ 同県にお住まいの「石川昌子ブリーダー」がブリーディングされていたので、そこでトンキニーズという猫種の存在を知りました。
そこからトンキニーズについてインターネットで調べていたところ、比較的病気にかかりにくい猫種として紹介されていて。
他には県内のブリーダーが取り扱っているロシアンブルーも候補にあがったのですが、性格の好みなども踏まえてトンキニーズをお迎えすることにしたんです。

――健康かどうかが最重要だったのですね。他に条件はあったのでしょうか？

見た目などにこだわりはありませんでした。強いて言えば男の子はマーキングの心配があったので、できれば女の子を希望していたということくらいでしょうか。
そこから、石川ブリーダーさんに「出産予定/未掲載子猫のお問い合わせ」フォームを通じて、出産予定の子猫がいないか問い合わせをさせていただいたんです。すると、ちょうどお迎えしたい時期に子猫の出産予定があるとのことで。それで無事に子猫が生まれたらお譲りいただくという話で、事前予約をしました。

――お迎え後のココちゃんの様子はどうでしたか？

はじめのうちはおそるおそる過ごしていましたが、すぐに慣れてくれました！
最初は1つの部屋で過ごさせて、その後、少しずつ行ける範囲を広げていきました。好奇心旺盛なのであちこち探索して、たまに行方不明になってしまうことも（笑）
ココは人見知りをしない性格で、お客さんにも臆することなく近づいていくくらい、本当に人懐っこい子なんです。もちろん家族のことも大好きで、毎朝4時くらいになると首や胸のまわりに乗り、わざわざ起こしに来てくれます。重たいですが、とてもかわいいですね（笑）
ココがこんな社交的で愛嬌たっぷりなのも、ブリーダーさんが愛情のこもった育て方をしてくれていたからこそだと感じています。
いつか看取ることを考えると悲しい気持ちになりますが、それでもココをお迎えして本当に良かったです。

――猫ライフを満喫していらっしゃいますね！ お迎え後の苦労エピソードはありますか？

猫はあまり水を飲まない動物という知識があったので、お迎え直後、水を飲む回数が多かったのは少し不安になりました。
でも動物病院に相談したところ、特に問題なしとの診断をいただいて。しばらくすると飲水量も落ち着き、現在のところ大きな病気もなく、健康に過ごしてくれています。
爪切りのときも暴れることはないですし、抜け毛もそこまで多くはないので、あまり苦労といった苦労は感じていません。