気になる猫種について知る
2024年04月11日更新
まるでぬいぐるみのような愛らしい容姿で「猫のテディベア」とも称されるラガマフィン。名前の通り、ラグドールを祖先にもつ猫です。純血種のなかでも大きな体格をしたラガマフィンですが、性格は穏やかで飼いやすいといわれています。ラガマフィンに興味のある方に向けて、性格や特徴について詳しく解説します!
ラガマフィンの特徴
大きさ
成猫のラガマフィンの体重は4.5~9kg程度、体高は45~60cm程度です。一般的にメスよりもオスのほうが大きくなり、10kgを超えるケースもあるほどです。
体格は「ロング&サブスタンシャル」タイプに分類されています。
性格
温厚でおとなしい
ラガマフィンは優しく穏やかな性格をしている猫です。キャットタワーやおもちゃを使って遊ぶよりも、飼い主の近くでのんびり過ごすことを好みます。「猫=活発」といったイメージを持たれている方は、この猫の穏やかな性格に驚かれるかもしれませんね。
子ども相手でも優しく接し、ずっと抱っこされることも苦にしません。
人懐こくフレンドリー
上でも紹介したように、ラガマフィンは飼い主さんに抱っこされることを好むほど、人懐っこい猫です。子どもやほかの猫に対しても友好的で、攻撃性も低いです。
ほかの猫やペットとも仲良くできますので、多頭飼いにも向いているといえるでしょう。
甘えん坊で寂しがりや
人懐っこい反面、子猫のように甘えん坊で寂しがりやな一面もあります。
自由気ままなイメージのある猫ですが、ラガマフィンの場合はひとりで長時間放置されることを好みません。メス猫よりもオス猫の方がより甘えん坊気質が強い傾向にあるようです。
好奇心旺盛ないたずらっ子
普段は穏やかでのんびりとしたラガマフィンですが、やはりそこは猫、持ち前の好奇心を発揮し、いたずらをしてしまうことがあります。留守番のときに家具やティッシュなどいたずらされないよう、しっかり対策をする必要があるでしょう。
毛色
さまざまな猫種の血を継ぐラガマフィンは、毛色もバリエーション豊かです。「カラフルラグドール」とも呼ばれるほどで、ありとあらゆる毛色が認められています。
ラグドールとの違い
ラガマフィンの基礎猫であるラグドールとは、毛質や体格、性格といった面で似ているところが多々あります。2種の違いといえるのは、カラーバリエーションの豊富さです。
血統登録機関においてシール(焦げ茶色)、チョコレート、ブルー、ライラックの4色に限定されているラグドールに対し、ラガマフィンはありとあらゆる毛色が認められています。
▲ラグドール
▲ラガマフィン
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平均価格
当サイトでのラガマフィンの平均価格は、オスが約20万円、メスが約21万円、全体では約20万円です。
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ラガマフィンの飼い方のポイント
ブラッシング
細かい毛が密集し、まるでウサギのように柔らかな手触りをしているラガマフィンの毛並み。ボリュームのある被毛は抜け毛も多く、日常的なお手入れが必須となります。
ブラッシングはできれば毎日、少なくとも週に3~4回程度おこなうのが理想です。長毛種の毛のもつれを解くのに最適なのは、目の細かいスリッカーブラシです。仕上げとして毛並みを整えるのにはコームを使用しましょう。
換毛期で抜け毛が多い時期は、毎日お手入れしないと追いつかないこともあります。抜け毛を放置すると衛生的でないばかりか、猫が毛づくろいのときに大量の毛を飲み込むことが原因の「毛球症」を引き起こすおそれもあります。
抜け毛取り専用のブラシも市販されていますので、うまく活用するといいでしょう。
シャンプー
猫は自分でも毛づくろいをする習性があるため、完全室内飼いであれば頻繁にシャンプーする必要はありません。
換毛期などの抜け毛が気になる時期に、月に1回程度の頻度でおこなうことをおすすめします。
食事・運動
ラガマフィンのような大型の猫は、生まれてから成猫のサイズになるまで3~4年ほどかかります。小型猫たちは1年ほどでほぼ成猫サイズになることを考えると、ラガマフィンはかなりゆっくりと成長することが分かりますね。
この生まれてから3~4年の間は、丈夫で健康な体をつくるのに大切な時期です。猫の成長に必要な栄養素を含むフードを選び、バランスのよい食事と適度な運動を心がけましょう。
ラガマフィンがかかりやすい病気、寿命
注意したい病気
多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)
腎臓に「嚢胞」という袋が発生し、蓄積していく病気です。原因は遺伝的なものが多いとされており、子猫のころから徐々に進行します。
重症化すると、腎不全により死に至るケースも。食欲が落ちた、よくトイレに行くようになった、息苦しそうにしているなどの様子が見られたら、この病気が疑われる可能性があります。
尿石症(にょうせきしょう)
腎臓や泌尿器系に石ができることで、排尿時に痛みが生じたり、血尿が出たりする病気です。原因ははっきりしていませんが、水分不足や栄養不足、ストレスが原因になると考えられています。
軽度の場合は投薬治療により経過を見ますが、重度の場合は手術により石を取り除く必要があります。
肥大型心筋症(ひだいがたしんきんしょう)
遺伝的にかかりやすいとされる心臓の病気の一つです。心臓の筋肉である「心筋」が肥大することで、血の巡りが悪くなり、最悪の場合「動脈血栓症」に発展するケースもあります。
健康寿命を延ばすために
ラガマフィンの平均寿命は14.2歳です。
なかには平均寿命を超えて長生きする個体もいます。愛猫がいつまでも健康で過ごせるように、以下のポイントに気を付けながら過ごしましょう。
食事管理
ラガマフィンは猫のなかでも肥満になりやすいとされています。とくに活発さが落ち着く成猫期には、肥満に陥りがちです。
まずは毎日の食事のバランスを意識し、カロリーコントロールをおこないましょう。食べ過ぎ防止や消化のことを考え、1日に4~6回に分けて与えるのもおすすめです。
毎日の運動
ラガマフィンはあまり運動量が多くない猫のため、意識的に体を動かす必要があります。猫の気を引くおもちゃなどを使い、1日短時間でも一緒に遊ぶ時間を確保しましょう。
キャットタワーを使うときは、大きな体を支えられるよう「安定性重視」タイプを選ぶのがおすすめです。
ラガマフィンのルーツ
誕生の経緯
ラガマフィンのルーツはラグドールにあります。
ラガマフィンの基礎となったラグドールは、1960年ごろアメリカ人ブリーダーのアン・ベイカーによって作出されました。
この美しい猫はブリーダーたちの間でも評判になりましたが、アンは独自で新しい団体IRCAを立ち上げ、ラグドールの繁殖をフランチャイズビジネスとして展開しようと試みます。
しかし、のちにIRCAは内部分裂を起こし、そこから離れたブリーダーたちによって育種されたのがラガマフィンでした。
ラグドールをベースに、ペルシャやヒマラヤンといった純血種を交配することで、新たな猫種としてのスタンダードが確立されることとなりました。
まとめ
人気上昇中のラガマフィンについて紹介しました。
もふもふとした愛らしい見た目と穏やかで人懐っこい性格で、家族のアイドルになること間違いなしですね。気になる方は、ぜひこの記事の内容も参考に、子猫のお迎えを検討してみてはいかがでしょうか。