| 検査結果 | 検査項目 |
| クリア |
- 先天性ミオパチー(筋ジストロフィー)
- 多発性嚢胞腎(PKD)
- ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損症)
1. CMS: 先天性筋無力症候群(CMS) デボンレックス・スフィンクスに見られる常染色体劣性の遺伝性筋疾患。 2. BHK: バーミーズ低カリウム血症(BHK) 発作的にカリウム値が下がり、筋力低下などを引き起こす遺伝病。 3. PK欠損(PK Deficiency): ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損症) 赤血球の代謝異常による溶血性貧血の遺伝病。 4. MDR1遺伝子欠損(MDR1 Gene Defect): 多剤耐性遺伝子MDR1の欠損 一部の薬剤に対する異常反応を引き起こす遺伝性疾患。 5. PKD: 多発性嚢胞腎(PKD) ペルシャ系猫種に多い、腎臓に嚢胞ができる遺伝性疾患。
|
| キャリア |
-
|
| アフェクテッド |
–
|
全身の筋力低下による運動障害などがみられる病気です。次第に歩幅が減少し、歩くことが困難になります。また、物を飲み込むことが難しくなる場合や、まぶたが落ち込むような場合もあります。幼齢期に発症し、その後は非常に緩やかに症状が進行していきます。
◆クリア・キャリア:当該遺伝子による発症リスクはありません。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、キャリア個体の場合は、クリア個体との交配が必要です)
◆アフェクテッド:当該遺伝子による発症リスクがあります。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、クリア個体との交配が必要です)
嚢胞形成による進行性の腎障害です。疲れやすい、食欲不振、多飲多尿、嘔吐などの慢性腎臓病様症状がみられます。
発症時期や重症度には個体差が大きく、3歳齢頃から症状がみられる個体もいれば、無症状の個体もいます。
◆クリア:当該遺伝子による発症リスクはありません。
◆キャリア:当該遺伝子による発症リスクがあります。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、交配自体を避けることが必要です)
※アフェクテッドの場合は生まれてくる前に亡くなってしまうと言われており、検査結果がアフェクテッドになることはないと考えられています。
キャリア同士の交配を避けることで、防ぐことが出来ます。
赤血球の寿命短縮による貧血です。すぐに疲れる、運動をしたがらない、歯茎が白くなるなどの貧血症状を示します。重症の場合、死に至ることもあります。
発症時期や重症度には個体差が大きく、数カ月例で発症する個体もいれば、高齢になっても貧血症状が見られない個体もいます。
◆クリア・キャリア:当該遺伝子による発症リスクはありません。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、キャリア個体の場合は、クリア個体との交配が必要です)
◆アフェクテッド:当該遺伝子による発症リスクがあります。(交配に際しては、仔の遺伝病発症リスクを避ける為に、クリア個体との交配が必要です)