
レックスと言う名前が付いても、まだまだ直毛(ストレート)も生まれます。
でも、血統書は〇〇レックスと成ります。
スコティッシュ・フォールドの立ち耳も血統書は、スコティッシュ・フォールド。
マンチカンの足長ちゃんも、血統書はマンチカン。
これって、少しおかしいな事ですね。
これは、その特殊な遺伝的因子を持ち合わされているので、血統書は特徴を表していないが、
その猫種で血統書が発行されているだけです。
血統書発行団体のTICAでは、
スコティシュ・フォールドの立ち耳をスコティッシュ・ストレートと、言う名で、別猫種にしました。
しかし、これも後々を考えれば矛盾が生じますね。
立ち耳で、折れ耳の因子を持った子が、子供を産みましたその子が折れ耳。
血統書は又、スコティッシュ・フォールドに戻るのでしょうね。
訳が分からないですね!
繁殖者は疑問も感じないのでしょうか?
又、セルカークレックスはどうでしょうか?
巻き毛のセルカークの直毛は別名。アメリカではセルティックと区別してよばれる事も有りますが、
正式な名前ではありません。


不思議ですね。両親共巻き毛であっても、ストレートヘアが生まれます。(成約済)
両親とも巻毛で有りながら、直毛の子も産まれます。
これを学術的には「不完全常染色体優性遺伝」と言います。
生まれる子供が、100%巻毛で有るなら「常染色体優性遺伝」と成ります。
本当に自然って奥深く不思議ですね。
猫ちゃんの種類や形状はまだまだ未熟な様に感じます。
元々6種類のタイプ別をなぜか細かく種類分けをした事に少し無理が出ているのかな?
それと人為的に短期間に雑種を作り、固定化しないままに
一つのブリード(種類)としている事が問題なのかも知れません。
ただ、セルカークレックスは、人為的では無く、自然発生型です。