日に日に暑くなってきましたね…
私は出来るだけ外に出ないようにしています 笑
まだまだ皆さんにブリーダーの1人として伝えていきたい事があるので今日も真面目な話しをさせて頂きます🙂↕️
私にとって「ブリーダー」という仕事は、数あるお仕事の中でも、最も慎重であるべきものの一つだと思っています。
なぜなら、私たちが扱っているのは「命」だからです。
大切な命を預かる者として、私が一番大切にしているのは、リスクのある交配を絶対にさせないこと。
血統が曖昧なラグドールをキャッテリーに迎えないこと。
そして、インブリード(近親交配)など、健康や性質に影響を与える可能性があるリスクは、徹底的に避けること。
私の信念として、「新しいオーナーさんにお渡しする子猫ちゃんは、必ず健康でなければならない」と決めています。
そのためにできることは、たとえ時間やコストがかかっても、惜しまずにやる覚悟でいます。
たとえば、うちのキャッテリーの親猫たちは、日本に来る前に各国でDNA検査を受けているのですが、日本に来てからも Orivet(オリビット)や Wisdom Panel(ウィスダム) の検査を必ず受けさせています。
この検査でわかることは決して100%ではありません。
それでも、遺伝性疾患のリスクや異種交配の有無、インブリードの可能性など、事前に確認できることは多くあります。
検査はアメリカやオーストラリアで行われるため、結果が出るまでに3ヶ月以上かかってしまうこともありますし、決して安くはありません。
そのため、子猫ちゃん一頭ずつに検査をすることは難しいのですが、親猫たちが全てオールクリア(健康体)であれば、子猫たちにも安心してもらえると考えています。
だからこそ私は今、「安心して子猫ちゃんを迎えていただけること」を何より大切に思いながら、日々ブリーディングに取り組んでいます。
せっかくお迎えしていただいた子が、すぐに体調を崩してしまったり、病院通いが続いたりすることがないように…と、いつも願いながらこの仕事をしています。
でも、どんなに気をつけても、生き物である以上、「絶対に大丈夫」という保証はありません。
どれだけ私が努力しても、先天的な病気のリスクが0%になることはないのです。
それでも私は、「売ったら終わり」のブリーダーにはなりたくありません。
もし何か不安なことや困ったことがあれば、どんな小さなことでも遠慮せず、いつでもご連絡ください。
特に、初めて猫を迎える方は、わからないことや心配なことがたくさん出てきてしまうと思います。
そんな時には、毎日でも連絡してもらって大丈夫です😊
子猫たちが「卒業」して、新しいお家でオーナーさんと一緒に幸せに暮らしていけるよう、私はずっと見守っていたいと思っています。
それが、私がブリーダーという仕事に込めている想いです🐾♡
お堅い話しですが聞いて頂き、ありがとうございました🥰

我が家のとーっても可愛いジャスミンちゃんの写真です♡ジャスミンちゃんも今年中にはママになる予定です♥️
