生後2ヶ月くらいの、まだまだ赤ちゃんらしい子猫。
そして3ヶ月、4ヶ月と成長して、少しずつ大人っぽい表情を見せるようになった子猫。

「何ヶ月くらいが一番いいですか?」
と聞かれると、実はなかなか答えるのが難しかったりします。
小さい頃には、「これから」があります
生後2ヶ月頃は、まだまだ成長の途中です。
顔立ちも、毛量も、体つきも、これから少しずつ変わっていきます。
性格も、その子らしさは見え始めていますが、成長とともにさらに個性がはっきりしていきます。
だから、
「この子は大きくなったら、どんな感じになるんだろう?」
そんなふうに想像するのも、この時期ならではの楽しみだと思います。
私たちブリーダーが子猫を見るときは、今目の前にいるその子だけではなく、お父さんやお母さん、その背景にある血統も含めて見ています。
顔立ちや骨格、毛質、毛量など、親から受け継がれるものがありますし、性格についても、生まれ持った気質には遺伝的な要素があります。
もちろん、すべてが親猫と同じになるわけではありません。
兄弟でもそれぞれ個性がありますし、育っていく環境によって変化する部分もあります。
それでも、両親やこれまでの血統を知っているからこそ、
「この子はこれから、こんなふうに成長していきそうだな」
と感じられる部分があります。
小さい頃から一緒に暮らし、その変化をひとつずつ見ていけること。
それも、幼い子猫を迎える大きな楽しみのひとつだと思います。
少し成長すると、「その子らしさ」が見えてきます
そして3ヶ月、4ヶ月……と時間が経つにつれて、今度は少し違った魅力が見えてきます。

顔つきがしっかりしてきたり、
毛量が増えてきたり、
体つきや骨格が分かりやすくなったり。
「あ、この子はお父さんに似てきたな」
「この表情はお母さんそっくり」
そんなことを感じる瞬間も増えてきます。
そして、何より分かりやすくなってくるのが性格です。
いつも人の後ろをついて歩く子。
目が合っただけでゴロゴロ言い始める子。
抱っこが大好きな子。
遊ぶときは元気いっぱいなのに、普段はのんびりしている子。
少し慎重だけれど、一度慣れるととても甘えん坊になる子。
毎日一緒に過ごしていると、
「この子って、本当にこういう子なんだな」
ということが、少しずつはっきりしてきます。
私たちも一緒に過ごした時間が長くなる分、その子のことをより詳しく新しいご家族へお伝えできるようになります。
これは、少し成長した子ならではの良さだと思っています。
月齢ごとに、違った楽しみがあります
子猫を迎える時期について考えるとき、私は月齢だけで考えなくてもいいのかな、と思っています。
小さい子には、
これからの成長を一緒に見ていける楽しさ。
少し成長した子には、
すでに見えてきたその子らしさを知ったうえで迎えられる安心感。
があります。
小さい頃にお迎えした子が、数ヶ月後に驚くほどきれいに成長して、
「こんな顔になったんだ!」
と感じるのも楽しい。
少し成長した子を見て、
「この顔が好き」
「この性格が好き」
と、その子自身の魅力に惹かれてお迎えするのも素敵です。
どちらも、猫との素敵な出会い方だと思います。
私自身、子猫たちを毎日見ていると、
「小さい頃も可愛かったけど、最近ますますこの子らしくなってきたな」
と思うことがよくあります。
逆に、まだ小さな子を見ながら、
「この子はこれからどんなふうに成長するんだろう」
と楽しみにしている時間も好きです。
猫の魅力は、一瞬で完成するものではなく、
成長しながら、少しずつその子らしさとして現れてくるものなのかもしれません。
小さい子も、少し大きくなった子も。
それぞれの時期にしかない可愛さと、その子だけの魅力があります。
だからこそ、月齢という数字だけではなく、
その時その時に見える、その子らしい魅力。
そんなところにも目を向けながら、素敵な出会いを見つけていただけたら嬉しいなと思っています。
二階堂哲也ブリーダーの子猫一覧
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