今回はスタンダードの細部を軽く説明させて頂きます。
Head: Shape/Size: Forehead high, top of skull flat and narrow, smoothly curving into back of neck. Face broad, at eye level looks broader due to thick fur at side of head. Medium length straight nose looks upturned from almost any view except profile due to light reflection. Neck is long but does not appear so in repose, due, again, to thick fur. Ears: Rather large, almost as wide at base as they are tall and set far apart as much into side as top of head. Ears look pointed as hair tufts finish off where slightly rounded tips stop. Inside furnishings cover approximately one-half of the otherwise bare, translucent ear area. Outside of ears completely covered with short, fine hair. Eyes: Shape/Set – Almost round, just oval enough to show oriental slant. Set one eye width or more apart. Color – As vividly green as possible at maturity. Russian Blue kitten eyes change rapidly through yellow to green. By four months a green ring should appear around pupil. Cats whose eyes are not completely vivid green should be penalized the amount determined by the quantity and vividness of green as well as by the age of the cat. No green in eyes = full penalty.
Body and Tail: Body: Fine boned, long, svelte and graceful. Appears heavier in repose due to supple skin and lie of thick coat. Muscular in the manner of a swimmer rather than a wrestler, allowing males to be proportionately larger than females. Legs/Feet: Long, fine boned legs with small, neat, well-rounded feet. Cat appears to stand and walk on tiptoes. Tail: Straight, rather long, tapering from rather thick base.
Coat: Short, dense, fine and plush. Lies out from body due to thick undercoat. May best be felt by stroking toward the head.
Color: Even, bright blue throughout with lighter, lavender color preferred. Guard hairs silver tipped giving coat lustrous appearance. No white. Ghost tabby markings permitted on kittens. Nose leather is charcoal gray, body skin is pale blue and pads are rosy flesh pink.
Condition/Balance: Should be physically and temperamentally a well-balanced Russian Blue cat. Gentle and amenable to handling.
頭：
額は高く、頭蓋骨のてっぺんは平たく狭い。首の後ろへスムーズにカーブを描く。
顔を正面から見ると、ヘッドの横にある厚みのある柔らかい毛の為、幅広く見える。
中位の長さの真っ直ぐな鼻(直線的）顔を上に向けると横顔を除いて、殆どに光の反射がみられる。
首は長い。厚く柔らかな毛は寝てはいけない。
耳：
やや大きめ。広い付け根を持ち、高さがあり、頭の頂点より幾分横についている。
耳を見ると、毛の房が無くなるところで、わずかに湾曲し終わっている。
耳の内側のツルツルとした面積のおよそ半分が、毛の房に覆われている。
耳の外側は、短い美しい毛に完全に覆われている。
目（目形・位置）：
丸みのある、程よい卵型で、東洋的な趣をも見せる。
目と目の間は、広くセットされている。
ボディ・尾：
ボディは、すんなりとして優美。長く素晴らしい骨格を持つ。
柔らかい皮膚と密なる被毛で、重厚さを見せる。
筋肉質ではあるが、その筋肉はレスラーでは無く、スイマーの柔軟な筋肉を感じさせる。
尾は、真っすぐでやや長い。少し太めの付け根から次第に細く成っていく。
脚・足は、小さく形の良い丸い足先。長く美しい骨格を持つ脚。
ロシアンブルーの歩く姿は、つま先立で優雅にウォークしている様に見せる。
被毛・きめ：
短く密度の高いビロード状の美しい被毛を持つ。
この被毛は分厚いアンダーコート(下毛）に覆われ、ボディーの上に存在する。
頭部に向かって撫でながら触る手触りは、全猫種の中で最高で有るかもしれない。
色（コートの色、鼻の色、皮膚の色、パッドの色）：
全体に明るく輝くムラの無いブルー一色で有るが、ラベンダー色の方が良い。
保護毛(オーバーコート）は、シルバーのティッピングで有るため、コート(被毛)は、
光沢のある外観を示す。
ホワイトはいけない。
キトン(子猫）は、タビーマーキングらしきものが有っても許容される。
鼻かがみは、チャコールグレー、ボディーの皮膚色はパールブルー(淡いブルー）。
パッド(肉球)はバラ色がかったピンク。
目色(アイカラー
目色は、成猫に於いて出来る限り鮮やかなグリーンである事。
ロシアンブルーの子猫時はイエローで有ってもグリーンへと変って行く。
瞳周りに出るグリーンのリングは、4ヶ月位の幼猫にはよく見かけられる。
この猫の目色は、完全な鮮やかなグリーンでない場合は、総合点で不利と成るため、
完全なグリーンでない場合は、グリーンの面積、年齢に見合ったもので、配点を決定する。
グリーンの目色でない場合は、全ペナルティが課せられる。
コンディション・バランス：
上品で、従順なロシアンブルーは身体上、気質に於いても良いバランスをハンドリングで見せる事でしょう。
失格：
尾のキンク(尾曲がり）異常な尾、ロケット(胸の白斑)、ボタン(胸の白斑)、足の指の数が不適正、ブルー以外の色。
ロシアンブルー以外との異種交配が許される猫種はありません。
＊細部にわたりまだまだ記したいですが、大まかな感じです。
世界の愛猫協会も、ほゞこの様な感じです。
これは、あくまでもショー基準で有り、ハウスホールドペットちゃんには関係ないようですね。
しかし、スタンダードも分からない、ただロシアンブルーの雄と雌が居るから繁殖している様な
ブリーダーからや、キトンミルの様な繁殖屋さんからの購入は差し控えて頂きたいものですね。
長年、ロシアンブルーと真摯に向き合ってきた、先人達に大変失礼な事だし、
シンプルで綺麗なロシアンブルーを崩してはいけません。
池田研司ブリーダーの子猫一覧
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