猫を迎えるまでに準備しておくもの

子猫
まずは猫を迎える前までにあると安心な飼育グッズ7つです。
どれもお迎え当日から使うものになりますので、事前に準備しておきましょう。

1.ケージ

お留守番のときや、夜間の寝床としても使われるケージ。猫用として販売されているものは、高さのあるもの、縦横に連結できるもの、角形や円柱型など、タイプもさまざまです。
体の小さな子猫のうちは、ケガをしないよう段差の低いもので、中にトイレや飲み水、爪とぎを設置できるものを選ぶといいでしょう。
関連する記事

2.キャリー

動物病院へ行くときや、外出のときに活躍するキャリーケース。プラスチック製のクレートタイプや、布製の背負えるリュックタイプ、手提げタイプのバリエーションがあります。
子猫の体がすっぽりと収まり、中で動ける(体を回転させられる)ほどの余裕を残したサイズがベストです。猫が成長することを前提に、ある程度ゆとりのあるサイズを選ぶといいでしょう。

3.食器類

キャットフードや飲み水を入れるのに使います。子猫がごはんを食べやすい高さのもので、安定性もチェックしてください。小さなうちは低めの食器で問題ありませんが、体が大きくなると首を曲げずに食べられる高さのものが負担も少なく済みます。

4.フード

キャットフードは成長に必要な成分が含まれた高栄養の「子猫用」タイプがおすすめ。ブリーダーやペットショップから引き取った直後は、それまで食べていたフードをそのまま引き継ぎましょう。

5.トイレ用品

トイレトレーニングはお迎え直後から始めるのがベストです。最低でもトイレ本体(トレー)、猫砂、掃除グッズの3点は揃えておいてください。

・トイレ本体
子猫のサイズに合わせたものを。平置きタイプ、囲い付き、ドーム型とさまざまな形状のものがありますが、トレーと床の段差が低いものがおすすめです。

・猫砂
鉱物や紙、木材といった素材のバリエーションがありますが、子猫には軽いものや万が一口に入っても安全な自然由来のものがいいでしょう。

・掃除用スコップ
底面が網状で、排泄物のみをすくえる形状になっています。汚れても洗いやすいものが扱いやすいです。
関連する記事

6.爪とぎ

猫にとっての必須グッズです。子猫のうちから用意し、爪とぎのしつけを行いましょう。段ボール製や布製、縄製と、素材も形状もさまざま。倒れにくく、爪を研いでもくずが散らばりにくいものがおすすめです。

7.消臭剤

猫が粗相をしたあとにシュッと一吹きすれば、気になる臭いを消してくれる消臭剤。特にトイレトレーニング中の子猫のうちは重宝します。猫が嫌がらない自然な香りで、舐めても安全な成分で作られた商品を選んでください。

猫を迎えてから準備しても大丈夫なもの

猫のおもちゃ
続いては、お迎え直後は別のもので代用できる、もしくは使わないけれど、成長するにつれてあると便利なグッズのご紹介です。慌てて用意する必要はありませんので、猫に合うものをじっくり選びましょう。

8.ベッド

一日の大半を寝て過ごす猫。お迎え直後はタオルや毛布でも代用できますが、専用のベッドがあると便利です。天井のない平型、ドーム型、ハンモック型といった種類があります。子猫の体に合わせて、出入口に高さのないベッドがいいでしょう。

9.おもちゃ

猫じゃらしやタワーボール、キャットタワーなど、子猫の好奇心をくすぐるおもちゃは、新しい環境に慣れてくるころに準備するといいでしょう。おもちゃは猫によって好みがあるので、一緒に楽しみながら試してみてください。
関連する記事

10.首輪

「万が一のとき迷子札になる」「脱走時や災害時に迷い猫を探す手掛かりとなる」といったように、完全室内飼いの場合でも首輪をすることにはたくさんのメリットがあります。
子猫のうちは体に負担がかからないよう、軽くて柔らかく安全な布製タイプがおすすめです。

11.お手入れ用品

猫は抜け毛が多く、定期的なブラッシングが必要不可欠です。ブラシやコームは毛の長さにあったものを選びましょう。また、爪切りやシャンプー、肉球クリームなどは、猫がお手入れに慣れてくるころに買い足すといいですね。

12.粘着ローラー

猫の毛は細く舞いやすいため、居室部分は粘着ローラーでこまめに掃除しましょう。使用する箇所にもよりますが、カーペットの布地や衣服の生地を傷めない程度の粘着力のあるものが使いやすいです。

まとめ

子猫とトイレ
以上、子猫をお迎えする前に準備したいグッズと、お迎えのあとに選んでも大丈夫なグッズをご紹介しました。猫専用として販売されている商品はバリエーション豊富で、見ているだけでも楽しくなってしまいますね。

グッズを選ぶときには、「子猫に合うものか」どうかを判断基準にすると間違いが少なく済みます。ぜひこの記事の内容も参考に、お迎えの準備を進めてみてはいかがでしょうか。